笹米クラブ
Sasamai Club — Rice Farming at Sasabe
笹部の棚田で米をつくる。それは、景観を守ることであり、 地域の歴史を受け継ぐことでもあります。 土から始まり、水を管理し、秋に実りを得るまでの一年を、 一緒に体験しませんか。
背景
棚田を守ることは、
景観を守ることです。
笹部の棚田は、この地域の景観を形づくる欠かせない存在です。 しかし近年、農家の高齢化が進み、担い手不足が深刻な課題となっています。 耕作放棄地が増えれば、棚田は荒れ、景観も失われていきます。
米づくりは、ただ食べ物を生産するだけでなく、 水を蓄え、土を育て、生き物の居場所をつくる営みです。 その価値を、次の世代にも伝えていきたいと考えています。
Sasabaseは、この現実をありのままに共有し、 実際の作業を通じて里山の暮らしに触れる場をつくっています。
年間の活動
米づくりの一年
土づくりから始まり、田植え・水管理・収穫まで。 季節ごとに異なる作業が続きます。
3月〜4月
用水路整備・土づくり
田んぼの準備は、冬の間に積もった泥を掻き出す用水路の整備から始まります。川の上流から周辺の草刈りや土嚢積みなどもしながらやるので、大変な重労働です。その後、トラクターで土を起こし、稲が育つ土台をつくります。
5月〜6月
田植え
笹部の棚田に苗を植える季節。機械植えも行いますが、機械では難しい田んぼは、手で丁寧に植えていきます。田植えは体験としても人気です。また、植え終えた田んぼに水が張られた棚田の景色は格別です。
6月〜9月
水管理・草取り
田植えが終わってからも、日々の水管理が続きます。水位を一定に保ち、雑草を取り除く地道な作業の積み重ねが、秋の実りにつながります。この期間の管理がいちばん大切で、いちばん見えにくい部分です。
10月
稲刈り・収穫
黄金色に実った稲を刈り取る収穫の季節。脱穀・乾燥を経て「新米」として仕上がります。Sasabaseでは外の釜戸で羽釜ご飯を炊いて楽しむこともできます。
参加について
この営みに、関わる人を探しています。
笹米クラブでは、棚田を維持するための米づくりに、 継続的に関わる機会を設けています。
作業は、季節ごとの節目だけでなく、 日々の手入れや環境整備も含まれます。
決して軽いものではありませんが、 その分、地域の営みの一端に触れることができます。
収穫したお米は、参加者の方に優先的にご購入いただけます。 できるだけ農薬に頼らず育てたお米です。
関心のある方は、お気軽にご相談ください。